会社のトイレのタオル掛けがグラグラしているので、ネジを締めてみたのですが
ずーっと回り続けるばかりで一向に締まりません。
騙し騙し使っていたのですが、今にも落ちそうな状態になってしまいました。
壁から白い粉も沢山落ちてきて掃除が大変…。
少しずらして取り付けは出来そうですが、ネジが抜けた後の穴が結構大きいのと、
使い続ける内にまた同じ状態になりそうなので穴を再利用しようと思います。
同じようにタオル掛け(タオルハンガー)や、カーテンレール、
壁掛けの鏡のフックなどのネジが抜けてしまった方の参考になれば嬉しいです!
ネジが抜ける壁、抜けない様にするには?
ネジが抜けやすいのは、建物の壁として一般的に使われている石膏ボードの壁です。
丈夫で断熱性や遮音性も高い素材なのですが、細いネジなどは効きにくく、
長く使っていると引っ張る力に負けてしまいます。
石膏ボードの壁かどうか調べるには画びょうなどを刺して、抜いてみて
針先に白い粉が付いていたら石膏ボードで合っていると思います。
新規で取り付ける場合にネジが抜けない様にするには
壁の内部に柱が通っている場所を選ぶ
壁をコンコンと叩きながら横移動すると、音の違う場所があるのに気づくと思います。
音が反響して中が空洞っぽい感じのする音と、詰まった硬い感じのする音。
詰まった音のする所が柱のある場所なので、そこにネジを打つと抜けにくいですよ。
取り付けたい場所に柱があればラッキーです!
石膏ボードアンカーを使う
石膏ボードにネジを止められるようにする石膏ボードアンカーと言うアイテムがあります。
ネジより太く、ガッチリ石膏ボードに固定してくれる物や、石膏ボードの裏側で
広がって固定する物があります。(石膏ボードの奥は何もない空間になっています)
ただ、今回会社のタオル掛けは長年の揺れや引っ張りで
アンカーごと抜けてしまいました…。
抜けた後には大きな穴が!
覗いてみると中が空洞になっています。ボードの厚さは約1センチでした。
取れてしまったタオル掛けの取り付け方法
取れてしまったタオル掛けの取り付け方ですが、この3つかなと思います。
ずらして取り付け
見た目を気にしないのであれば、別の場所にずらして取り付けます。
一番料金もかからず、簡単にできると思います。
タオル掛けを取り付けたい位置ってだいたい決まってますよね。
取り付けたい場所に柱が無ければ、再度アンカーを使って固定する事になりますが、
またいつか取れてしまう可能性があります。
残った穴からは石膏ボードの白い粉が出てくるし、すきま風も入ってくるので
一応何かで塞いでおきましょう。
ちょっと見た目が悪いのは我慢ですね。
業者さんにお願い
一番キレイで、土台を作ってくれるのでしっかり固定もされます。
壁紙も張り替える事になるので料金も一番高くなります。
壁紙が古くて現在手に入らない物だったりすると、全面張替えになってしまいますね。
一部だけ、一面だけ違う壁紙って言うのもおしゃれと言えば、おしゃれ…かな?
今の穴を補修して再利用
今の穴を埋めて全く同じ場所にタオル掛けを取り付ける方法です。
同じ場所なので、穴が残らず、壁紙を張り替えるなどは不要です。
何で穴を埋めるのかと言うと、石膏ボードにネジを打つ専用のアイテムがありました!
どこでも下地 スピード・ミニ4です。
専用スポンジを薬剤で硬化させ穴を塞ぎ、ネジがしっかり食い込むように出来るそうです。
私は送料込み1,500円位で買いましたが、近くに大型ホームセンターがある人は
もう少し安く手に入るかもしれません。
今回はこちらを使ってネジ穴を補修するやり方を説明しますね!
近くで手に入らない方はこちらからどうぞ↓
今の穴を補修して再利用してタオル掛けを取り付ける
ネジ穴補修材 どこでも下地スピード・ミニ4の特徴
- 専用スポンジ4枚
- 硬化液1本
- スポイト2個
もっと量が多いタイプもあります。
カーテンレール、タオル掛け、タオルリング、フック(衣装、帽子掛け)、鏡、ピクチャーレール、額縁、掛け時計、耐震用金具、エアコン、トイレットペーパーホルダー、吊り戸、棚、電話機、配電盤、リモコン、各種配管支持材、簡易手すり
- 最大引き抜き及びせん断荷重35kgf
- 振動が断続して加わっても強度にほとんど変化がありません
- 同一個所に複数回ネジが効きます
- 万一失敗した場合は、同一箇所に穴を開け直し、別スポンジにて再施工できます
ネジ穴補修材 どこでも下地スピード・ミニ4の使い方
まとめ
取れてしまったタオル掛けを、ネジが締まらない状態から取り付けなおす方法を
ご案内しました。
別の場所に取り付ける・業者さんに頼む、よりもお安くキレイに出来たと思います。
どこでも下地スピード・ミニ4を使うと、石膏ボードの壁に取り付けたい
タオル掛けやカーテンレール、鏡、時計、額縁など色々と対応可能です。
また、取れてしまった後の補修だけではなく、
これから新たに取り付けるネジの補強としてあらかじめ
どこでも下地スピード・ミニ4を使っておくのも良いかもしれませんね!
…せっかくだからタオル掛けを新しくしたら良かったな。失敗。